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フリーランス1年生の皆さま 青色申告は最強の節税方法です

 
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本間会津子
福島県会津生まれ、東京都練馬区育ちの税理士 本間会津子です。 同じことを何度聞いていただいても大丈夫、笑顔でお答えします。          ★お願い★ 当ブログはわかりやすくお伝えすることを目指しております。実際は細かい要件等がございます。最終判断は専門家にご相談ください。
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フリーランス1年生になる皆さま、開業おめでとうございます。

ずっと温めてきた事業の第一歩を踏み出す方。

会社というしがらみからやっと逃れられるという方。

しかし、税金のことについてはどうしても後回しにしがち。

開業の年からぜひ青色申告にすることをお勧めいたします。

青色申告は最強の節税方法です

「青色申告」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?

青色申告にするためには、申請書の提出正しい帳簿を付けていることが必要になります。

青色申告は正しい帳簿を付けているため、税金の計算上いろいろなメリットがあります。

よく「開業の年は赤字だから申告しなくてもいいでしょ?」「もっと利益が出てから青色申告にするよ」という話を聞きますが、赤字であっても青色申告をするメリットがあります。

手続きとメリットを見ていきましょう。

 

青色申告承認申請書を提出しましょう

青色申告をするためには、青色申告承認申請書という書類を税務署に提出する必要があります。

開業の年から青色申告をしたい場合の申請書の提出期限は、

1/1~1/15までに開業した場合その年の3/15まで

1/16以降に開業した場合には事業を開始した日から2ヶ月以内

になります。

開業届(開業の日から1ヶ月以内に提出)と一緒に提出すると、提出漏れを防ぐことができます。

 

青色申告にはこんなメリットがあります

① 青色申告特別控除を受けることができます。

青色申告をしている場合、利益から青色申告特別控除を差し引いて税金の計算をすることができます。

控除できる金額は後述します。

 

② 損失の額を翌年以降3年間繰り越すことができます。

開業の年は赤字になることが多いと思われます。

青色申告の場合、赤字を翌年以降3年間に繰り越すことができます。

翌年に利益が出たら赤字と相殺することができるので、翌年以降の節税に繋がります。

 

③ 純損失の繰戻還付を受けることができます。

前年が黒字で税金を払ったが今年は赤字だったという場合、前年に払った税金を返してもらうことができます。

 

④ 30万円未満の備品などを全額買った年の経費にすることができます。

10万円以上の備品などを買った場合、一度に買った年の経費にすることはできず、数年にわたって少しずつ経費にします。

しかし青色申告の場合、30万円未満の備品などを全額買った年の経費にすることができます。

 

⑤ 家族へのお給料を経費にすることができます。

こちらは後述します。

 

青色申告は帳簿を作成することが必要です

青色申告を行うためには、帳簿を作成する必要があります。

帳簿には、簡易な帳簿と複式簿記による帳簿があります。

どちらを作成するかにより、青色申告特別控除額の金額が異なります。

簡易な帳簿(イメージはお小遣い帳)であれば10万円

複式簿記(イメージは会計ソフトで1つ1つの取引を入力)をし、貸借対照表(1/1と12/31時点の事業の資産と負債の金額を記載したもの)を提出すれば65万円

 

帳簿なんてめんどくさいから白色でいいや、というあなた。

確かに以前は白色申告の場合は帳簿の作成は必要ありませんでした。

しかし、今は白色申告であっても帳簿の作成が必要になります。

ならば、特典を受けられる青色申告にした方がお得ですよね!

 

青色事業専従者給与に関する届出書を提出すれば家族への給料を全額経費にできます

例えば、経理を担当するご家族にお給料を出したとします。

しかし所得税法では、原則として生計を一(生活費のお財布が一緒という意味)にする親族に対するお給料は経費にすることができません。

したがって、ご家族にお給料を出しても、経費とすることはできません。

 

しかし、青色事業専従者給与に関する届出書を税務署に提出すれば、ご家族に対するお給料の全額を経費にすることができます。

青色事業専従者給与に関する届出書の提出期限は、

ご家族へのお給料を経費に入れようとする年の3/15まで

1/16以降に開業した人や新たにご家族にお給料を出した人はその2ヶ月以内

になります。

 

白色申告の場合、ご家族へのお給料を経費とすることはできません。

ただし確定申告の時に一定の控除を受けることができます。

配偶者は最高86万円、その他の親族は最高50万円になります。

 

フリーランス1年生の時に青色申告にあたっての正しい知識を身につけましょう

青色申告にはいろいろなメリットがありますが、それは正しい帳簿をつけているからこそ得られるものです。

 青色申告の帳簿のつけ方はどうしたらいい?

 何を収入としてあげればよいか、何が経費になるのか?

いろいろと判断が難しいものがでてきます。

ネットでいろいろな情報が出ていますが、正しい情報とは限りません。

 

開業の年は、一度だけでもいいのでぜひ税理士にご相談してほしいと思います。

ただし、ギリギリにいらしても最善のアドバイスをすることはできません。

年明けではなく、年内にご相談ください。

2年目以降は同じようにやればいいので、とてもラクになります。

1年生の時に正しい知識を身につけましょう!

 

まとめ

① 青色申告は最強の節税方法。赤字であっても開業の年から青色申告をしましょう。

青色申告承認申請書や青色事業専従者給与に関する届出書の提出期限に注意しましょう。

② フリーランス1年生の時に青色申告をするにあたっての正しい知識を身につけましょう。

最初に正しい知識を身につけておけば、来年以降がラクになります。

 

フリーランス2年生、3年生と進級するにつれ、事業がより良いものになるといいですね。

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★編集後記★

新宿御苑に桜を見に行きました。

尋常じゃない混み方!!

でも、いろいろな色の濃さのピンクがとてもきれい。

のんびりお弁当を食べている人、はしゃぐ子ども、散歩する夫婦・・・のどかで都会の真ん中とは思えません。

 
 
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本間会津子
福島県会津生まれ、東京都練馬区育ちの税理士 本間会津子です。 同じことを何度聞いていただいても大丈夫、笑顔でお答えします。          ★お願い★ 当ブログはわかりやすくお伝えすることを目指しております。実際は細かい要件等がございます。最終判断は専門家にご相談ください。
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